#Recommend K-POP

#Recommend K-POP

独断と偏見によるK-POP楽曲紹介♥

『Remember Me(불꽃놀이)』#OH MY GIRL #오마이걸

新たな一面を開花させた『Remember Me(불꽃놀이)』

今回ご紹介するのは、OH MY GIRLの「Remember Me(불꽃놀이)」です。2018年9月発売のミニアルバム「Remember Me」に収録されています。

これまでのイメージを覆す、都会的なEDMテイストのサウンドがカッコいいですよね。MVや衣装のビビッドな色使いや、派手目なヘアメイクも新鮮です。そんな新たな一面を開花させた「Remember Me」の注目ポイントはこちら!

意表を突く大胆なイメージチェンジ

コンセプトの妖精としてこれまで様々なテイストの楽曲に挑戦してきたOH MY GIRLですが、グループとしては少女のように可憐で、どこか純朴なイメージが強かったですよね。サウンド面においてもバキバキの電子音というよりは、ピアノやストリングス・アコースティックギターなどでどこかしらにナチュラルな雰囲気を醸し出し、音のインパクトよりも透明感のある歌声が綺麗に映えるような旋律の綺麗さの方が重要視されていたように思います。しかし今作では、イントロから重低音強めのクールなシンセサウンドに、突き刺さるような前のめりのビートがインパクト抜群。これまでの素朴でナチュラルなイメージから抜け出し、可憐な少女から大人の女性へとステップアップしたように感じられます。ヘアメイクも一気に垢抜けて、洗練されたイメージへと変貌を遂げました。とはいえ、過度に派手すぎたり下品な方向へは行かず、あどけない可愛らしさからキラキラとしたスタイリッシュな可愛さへとグレードアップされたような印象。大人っぽくなったけれどもしっかりと可愛らしさも残っており、そのバランスも絶妙です。

ダンスにおいても、今作はこれまでになくダイナミックで勢いのあるカッコいいイメージが印象的です。これまでの楽曲でも作り込まれた難易度の高い振り付けをサラッとこなしていましたが、今作では緩急を付けたキレのある動きにさらに磨きがかかり、"振り付け"というよりも、体全体を使って"ダンス"としてしっかりと踊っているように思います。

メンバーの表情もニッコリと可愛らしいアイドルスマイルだけでなく、挑発するような視線やクールな微笑みなど、これまでとはまた違った表情が見られますよね。パフォーマンス全般において一生懸命なだけではなく、いい意味で余裕や自信が感じられるようになった気がします。

メンバーの個性が活きるパート割り

今までにないテイストの楽曲ながら、違和感なく仕上がっている今作。クールで凛としたイメージのビニ&ジホ、小悪魔的な可愛さを振りまくユア&アリン、安定した歌声で存在感を見せつけるヒョジョン&スンヒと、それぞれの個性を活かしてバランスよくパート割りがなされている中で、特にその個性を爆発させているのがラップパートを担当するミミですよね。

グループ内で唯一のラップ担当でありながらも、最近はラップのない楽曲も多くパートが少なめだったのですが、今作ではここぞとばかりにカッコいいラップをかましています。メインダンサーの肩書きも持ち、パワフルでキレのあるダンスでパフォーマンス面でも目を引きますよね。派手な髪色やメイクもばっちりキマっています。今作では彼女がいないとパフォーマンスが成り立たないというくらい、大きな役割を担っています。

おまけ

ユニットでの日本デビュー&グループとしての正式な日本デビューの発表と、忙しく活動する中でのカムバックとなった今作。前作の「Secret Garden」とは全く違ったコンセプトで大胆なカムバックを果たし、今作でも見事に1位を獲得しました。すでにOH MY GIRLのファンだった人たちに新たな一面を見せると共に、新たなファン層の獲得も見込めるような大きな意味のあるカムバックになりましたよね。日本デビューアルバムでも、日本語ver.がリードトラックとして収録されるそうです。韓国でも日本でも、今度はどんな姿を見せてくれるのかとっても楽しみですよね。まだまだ高いポテンシャルを秘めた彼女たちに、今後も注目してみてください!

『MoMoMo(모모모)』#宇宙少女 #WJSN #우주소녀 #Cosmic Girls

エネルギッシュで懐かしさのある『MoMoMo』

今回ご紹介するのは、宇宙少女の「MoMoMo(모모모)」です。2016年2月発売のミニアルバム「WOULD YOU LIKE?」に収録されています。

昔懐かしさのあるポップなサウンドに、元気よく全力でパフォーマンスする姿がとっても可愛らしいですよね。キャッチーなメロディーに合わせた、一糸乱れぬフォーメーションダンスも印象的です。そんなエネルギッシュで懐かしさのある「MoMoMo」の注目ポイントはこちら!

キャッチーだけれど個性的なサウンド

デビュー曲らしくキャッチーでありながらも、リズム感や音使いなどに独特のセンスが垣間見える今作。明るくハツラツとしたダンスポップを基調にしながらも、どことなく往年のディスコミュージックのような雰囲気も感じられますよね。ダサ可愛いサウンドと印象的なフレーズが組み合わさって、キャッチーなだけでないオリジナリティもある楽曲になっています。

ダサ可愛いレトロ感

最先端のエレクトロニックなサウンドというよりは、懐メロっぽさのあるサウンドが特徴的な今作。レトロと言えば聞こえがいいですが、流行りのレトロポップというよりは一歩間違えば古くさくダサいサウンドにもなり兼ねない、文字通りの懐かしさのあるサウンドとなっています。この絶妙にあか抜けていないダサ可愛さが、まだ洗練されていない新人グループのイメージと上手くマッチしていて、デビュー曲としてはいい味を出していますよね。多幸感のあるサウンドが、笑顔で一生懸命パフォーマンスする姿にもぴったりハマっています。

また、明るく元気な曲の雰囲気に反して、意外にもゆったりとしたテンポ感も特徴です。最近の曲は比較的BPMが高めのものが多いので、逆に新鮮に聞こえますよね。一昔前の往年のポップスなんかがこのくらいのゆったりとしたテンポの曲が多いので、そのイメージもこの曲のレトロ感を高める一因になっているように思えます。

耳に残る印象的なフレーズ 

同じ言葉を繰り返すようなフレーズが印象的な今作。特にサビの"뭐 뭐 뭐 뭐 뭐"や"또 또 또 또 또"は、キャッチーで覚えやすいですよね。その他にも、Aメロではフレーズの語尾の音の響きが統一されていたり、"그렇게 그렇게 그렇게"など同じ言葉が繰り返されるようなフレーズがあったりと、耳に残るような語感の響きを重視して曲が組み立てられているように思います。韓国語がわかる人はもちろん、韓国語がわからない人にとっても覚えやすくて、印象に残りますよね。耳馴染みの良さが、この曲のキャッチーさを際立たせているように思います。

ステージ映えする大胆なフォーメーション

12人という大所帯のグループながら、ごちゃごちゃして見えない綺麗に整ったフォーメーションが目を引く今作。奥行を上手く使うことで、実際の人数よりも見た目の人数を減らしてスッキリ見せたり、逆に大人数であることを活かしてユニットごとに分かれたりと、多彩なフォーメーションで見ている人を飽きさせません。フォーメーションの移動も、ただ移動するのではなく振り付けと一体になっているので、いつの間にかフォーメーションが入れ替わってるような感覚でとてもスムーズですよね。煩雑さという大人数であることのデメリットを上手くカバーし、それよってインパクトという大人数であることのメリットがさらに引き立つように、上手くフォーメーションが組まれています。

特に、サビの綺麗にハの字に並んだフォーメーションは、シンプルな形ながら大人数ならではの迫力がありますよね。"뭐 뭐 뭐 뭐 뭐"に合わせて一人づつ振り向いていく振り付けもとっても可愛らしいです。また、Aメロも1番と2番で振り付けがガラッと変わっており、どちらも凝ったフォーメーションが組まれています。それぞれ特徴的なフォーメーションなので、見比べてみるのも楽しいですよね。動きが多いので、一人のメンバーをずっと追ってみてもまた見え方が変わって面白いです。

ちなみに、今作では中国人メンバーのソンソだけソロパートが無いのですが、ダンスでは常にいい場所にいて他のメンバーに隠れることがほとんどありません。

可愛いくてスタイルが良いのはもちろんですが、小さい頃から中国の伝統舞踊を学んでいたため身体能力の高さと柔軟性が飛び抜けており、もちろんダンスも上手です。「Catch me」では華麗な側宙を披露して話題になりましたよね。今後はメインダンサーとしてグループを引っ張っていくと共に、歌唱パートも増えていくと良いですね。

おまけ

約7ヶ月振りのカムバックを目前に控えた宇宙少女。予告イメージやトラックリストなど、タイトル曲の情報も続々と解禁されています。

毎度のことながら、淡い色使いや柔らかい光の感じが本当に綺麗ですよね。前回に引き続き魔法学校がコンセプトとなっているようですが、ファンタジーで幻想的な世界観が見事に表現されています。個人的にこの路線は宇宙少女のイメージにとっても合っていると思うので、今回のカムバックもどのようなストーリーを見せてくれるのかすごく楽しみです。ただ一つ残念なのは、今回のカムバック活動にソンソ・ミギ・ソニの中国メンバー3人は参加しないということ。ミギとソニは火箭少女との平行活動の件で色々と揉めていたのがやっと解消されたところだったので、今回のカムバックに不参加となることで中国人メンバーと韓国人メンバーの間に変な溝ができないことを願うばかりです。今回のカムバックを皮切りに、今後彼女たちの活動がどう進んでいくのか、ぜひ注目してみてください!

『CLOSER』#OH MY GIRL #오마이걸

ファンタジーな世界観に引き込まれる『CLOSER』

今回ご紹介するのは、OH MY GIRLの「CLOSER」です。2015年10月発売のミニアルバム「CLOSER」に収録されています。

力強くもメランコリーなサウンドに、透明感のある綺麗な歌声が印象的な今作。パフォーマンスを上から見下ろしたときのフォーメーションが星座記号を表す、星座ダンスも話題になりましたよね。MVはもちろんステージパフォーマンスにおいても、幻想的な世界観が表現されています。そんなファンタジーな世界観に引き込まれる「CLOSER」の注目ポイントはこちら!

独自性と大衆性の絶妙なバランス

デビュー曲「CUPID」では力強く元気な歌声でハツラツとした魅力を打ち出したOH MY GIRLですが、初カムバックとなる今作では一転、透明感のある綺麗な歌声で儚く幻想的な世界観を打ち出しました。デビュー曲とは真逆ともいえるコンセプトで、すでに"コンセプトの妖精"としての片鱗がうかがえますよね。デビュー2曲目としては、決して王道の分かりやすくキャッチーな曲ではないものの、ユニークな楽曲の中にK-POPならではの特徴が上手く落とし込まれた、非常に完成度の高い楽曲となっています。

ビートのはっきりしたEDMサウンド

広がりのあるシンセサウンドに、叙情的な美しいメロディーと透明感のある歌声が相まって、どこか掴みどころのない幻想的な雰囲気が印象的な今作ですが、よく聴くと意外にもドラムの存在感が強いしっかりとしたEDMサウンドであることがわかります。Aメロからバスドラがガッツリ入っており、Bメロからはハイハット・スネアも加わりサウンドにグルーヴを与えています。また、曲の一番の聴かせどころであるCメロ部分ではドラムの音がスッと消えることで一気に曲の雰囲気が変わり、"Closer, I'm closer, I'm closer, I'm closer"の和音と、スンヒの歌声の美しさがより際立っていますよね。ドラムの存在感を効果的に使った、メリハリのあるサウンドとなっています。

耳に残るフックパート&力強いラップパート

比較的ゆったりとしたメロディーラインが印象的な今作ですが、その中でもリフレインが印象的な"So come on come on come on"の部分はドラムの拍に合わせたリズム感が心地よい、曲中で唯一のフックパートとなっています。このパートがあることでふわふわとしたメロディーラインにポイントが生まれ、楽曲に一気にK-POPらしさが加わっていますよね。強烈なインパクトのあるパートではありませんが、さりげなく耳に残る、曲の中で重要なパートとなっています。

また、曲の後半におもむろに始まるラップパートもK-POPならではですよね。畳み掛けるように力強いラップが、ビートのはっきりとしたサウンドに思いのほかマッチしており、違和感なく曲に馴染んでいます。曲の世界観からするとラップパートが無くても成り立ちそうな気がしますが、最後の最後にラップを挟み込むことによって曲が単調になるのを防ぎ、さらに曲を盛り上げるスパイスとしても上手く機能しているように思います。

こだわりのフォーメーションとキレのあるダンス

メンバーの作り出すフォーメーションが、上から見下ろすと星座記号を表しているという"星座ダンス"で話題となった今作。上からのアングルに意味を持たせるという発想自体が、なかなか思いつかないものですよね。流れ星・お月様・太陽・星座・夜空などが出てくるファンタジーな歌詞にもマッチしており、幻想的な世界観が巧妙に表現されています。 

また今作のダンスは、ゆったりとしたメロディーに合わせた優雅な動きと、拍感を意識した控えめでありながらもキビキビとしたキレのいい動きの対比も面白いですよね。派手な動きではないものの、存在感のあるドラムの音にしっかりと合わせたメリハリのある動きが、可愛いというよりはカッコいい印象を与えます。ユニークなフォーメーションに抑揚のある動きが加わることによって、ありきたりでない独創的な世界観が表現されているように思います。

おまけ 

"OH MY GIRL BANHANA"として日本デビューを果たしたOH MY GIRLの7名ですが、先日行われたリリースイベントの最終日に、日本での"OH MY GIRL BANHANA"としての活動終了と共に、"OH MY GIRL"として正式に日本デビューすることが発表されました。ユニットではなく"OH MY GIRL"としての日本デビュー、大変喜ばしいニュースですよね。ただ、そうなるとなぜ最初から"OH MY GIRL"としてデビューしなかったのかがますます謎なのですが…。ユニットデビューで反応を確かめていたんでしょうか? 真意は分かりませんが、ユニットデビューだけで終わらなくて本当に良かったですよね。日本デビューアルバムのリリースは来年1月とのことですが、グループとしてはすぐに韓国での約8ヶ月振りとなるカムバックが控えています。

すでにハイライト音源も公開されており、これまでのイメージを踏襲したファンタジーな世界観と、今までにない電子音を前面に押し出した先進的なサウンドのギャップが印象的ですよね。前作の「Secret Garden」でデビュー以来初の1位を獲得したこともあり、今回のカムバックにも注目が集まっています。2018年飛躍が期待される彼女たちの今後に、ぜひ注目してみてください!

『Windy Day(윈디 데이)』#OH MY GIRL #오마이걸

二転三転する曲調がユニークな『Windy Day(윈디 데이)』

今回ご紹介するのは、OH MY GIRLの「Windy Day」です。2016年5月発売のミニアルバム「WINDY DAY」に収録されています。

ナチュラルに始まるイントロからは想像がつかない、アラビアンな旋律への展開がとっても印象的ですよね。サビが二つあるような曲構成も独特です。透明感のある綺麗な高音ボイスと、躍動感あふれるダンスの組み合わせも見逃せません。そんな二転三転する曲調がユニークな「Windy Day」の注目ポイントはこちら!

意表を突く展開に驚かされる独特の曲構成

切り取るパートによって曲の印象が全く違って聞こえる今作。曲構成としては、一聴するとサビが2個あるように聞こえるのですが、後半その二つのサビが混ざり合っているような部分もあり、独特の曲構成となっています。仮に"windy day〜"の部分をサビとして無理やり展開を分けてみると、"Aメロ→Bメロ→Cメロ→Dメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→Cメロ→Dメロ→サビ→Dメロ→Cメロ→Dメロ→サビ"といった感じでしょうか。でも、このCメロ→Dメロとしている部分もサビに聞こえるんですよね。(ここでいうCメロは1番だと一瞬静かになった後にヒョジョンの"내 맘이〜"で始まる軽やかに展開していく部分、Dメロは後半アリンから始まる"어쩔 수가〜"の部分です。)とにかく王道の曲展開とは違った面白い構成で、さらにその展開ごとにイメージの違ったサウンドを組み合わせるという、なんとも型破りな曲になっています。ただ、リズム自体が変拍子だったりするわけではなくテンポよく曲が展開していくので、複雑な曲構成ながらもそこまで奇を衒った印象は強くなく、違和感はあまり感じないですよね。独特でありながらも抵抗なく聴ける楽曲に仕上がっています。

清涼感溢れる綺麗な歌声

サウンド的には、ナチュラルで柔らかな雰囲気のAメロ〜Bメロ、軽やかでポップな印象のCメロ〜Dメロ、そして力強く躍動感のあるサビと、大きく分けて三つのパートの組み合わせで構成されていますが、曲全体を通して高音が綺麗に映える透明感のある歌声が印象的です。最初から最後までとにかくキーが高いのですが、パワーで押し切るのではなく、裏声で囁くような歌い方を織り交ぜながら、綺麗に歌い上げていますよね。みんなハリのある力強い歌声というよりは、甘く伸びのある歌声のメンバーが多いので、キンキンと高音がうるさく響くこともなく柔らかな印象にまとまっています。特にCメロ〜Dメロにかけてのパートは、小気味よいテンポ感も相まって爽やかな風が吹き抜けるようなイメージで、歌詞の世界観ともマッチしています。アップテンポの曲は、どちらかというと甘く柔らかい声質よりもハリのある元気な声質の方が合うイメージがありますが、この曲はナチュラルな雰囲気から段階を経て展開していくことで、アップテンポのパートでも彼女たちの声質の良さが上手く引き出されているように思います。

華麗な足捌きで次々と展開するダンス 

メンバーが入れ替わりながら次々と展開していく、絶え間ないフォーメーションチェンジが印象的な今作。風を切るようににステージ上を走り回り、軽やかなリズムに合わせて飛んだり跳ねたり、力強いステップを踏んだりと、始まりから終わりまでとにかくよく動いていますよね。リズミカルな手の動きに加えて、躍動感みなぎる華麗な足捌きも特徴となっています。

イントロからAメロ・Bメロにかけては、メンバーが次々と入れ替わるフォーメーションチェンジが中心の振り付け。そこからCメロに入ると、リズムに合わせてピョコピョコと飛び跳ねたり、軽やかなステップがとっても可愛らしいですよね。そして今作の一番の見所が、サビのアラビアンなメロディーに乗せたアグレッシブな足捌きです。片足でリズムを取りながら、一気にしゃがんで足をパタパタしながら立ち上がってくる振り付けですが、体幹がしっかりしていないとなかなかしんどいハードな振り付けです。特に立ち上がってくる部分は、慣れていないとそれだけでフラついてしまいそうなところに、足をパタパタ閉じたり開いたりするのも、日常生活では使わない筋肉を使わないと綺麗に出来ません。(足痩せに効きそう…。)最初からずっと動きっぱなしで相当しんどいと思いますが、次々と展開していく曲に合わせて最後まで笑顔で踊りきるのはさすがのプロ根性です。

おまけ

前々から日本デビューが噂されていたOH MY GIRLですが、ついに先日、メンバー全員が参加する派生ユニット"OH MY GIRL BANHANA"として日本デビューを果たしました。とても喜ばしいことなのですが、この日本デビュー、韓国での活動を知っている人であれば違和感を覚える、というか混乱するような複雑なものになっていますよね。まず、"OH MY GIRL BANHANA"は韓国ではヒョジョン・ビニ・アリンの3名からなる、OH MY GIRL初の派生ユニットとしてデビューしました。となると、"OH MY GIRL BANHANA"として日本デビューということは、日本デビューするのは3名だけなの…?という疑問が出てきますよね。なぜ全員でデビューしないの?と思いますが、実際には"OH MY GIRL BANHANA"は、日本ではなぜか"メンバー全員参加のOH MY GIRL初の派生ユニット"と紹介されているんです。つまり、日本では"OH MY GIRL BANHANA"として、メンバー全員でデビューということなんです。

正直、メンバー全員でデビューなら、単純に"OH MY GIRL"としてデビューでよかったのでは…?と思ってしまいました。同じ気持ちの方、たくさんいるのではないでしょうか?先日行われたデビューShow Case Liveでは、「CLOSER」や「Windy Day」の日本語ver.も披露されたとのことで、特に"OH MY GIRL"と差別化を図るということでもなさそうですし、謎は深まるばかりです。

なにはともあれ、待望の日本デビューを果たした彼女たち。今月には韓国でのカムバックも控えています。今後"OH MY GIRL BANHANA"として日本でどのように活動していくのか、また、韓国では"OH MY GIRL"としてどのように活動していくのか、彼女たちの日韓での今後の活動に、ぜひ注目してみてください!

『HANN(Alone)(한(一))』#(G)I-DLE #(여자)아이들

力強くも独特の浮遊感を纏った『HANN(Alone)』

今回ご紹介するのは、(G)I-DLEの「HANN(Alone)」です。2018年8月にデジタルシングルとして発売されました。

哀愁漂うイントロから、力強く挑発的なメロディー、独特の浮遊感が印象的なサビまで、ドラマティックに展開していく今作。新人グループとは思えない、堂々としたパフォーマンスは圧巻ですよね。歌もダンスもクオリティが高く、一つの作品として完成されています。そんな力強くも独特の浮遊感を纏った「HANN(Alone)」の注目ポイントはこちら!

独自性を突き詰めたシックな世界観

デビュー曲に続き、グループのリーダーであるソヨンが作詞作曲を担当した今作。前作同様に"ムーンバートン(Moonbahton)"をベースにしながらも、サビでは独特の浮遊感と疾走感が感じられる、デビュー曲とはまた違ったテイストの楽曲となっています。新人グループでありながらも、いい意味でフレッシュさを全く感じさせない、ベテランのような余裕と貫禄が感じられますよね。元気で可愛らしくてキャッチーで、という新人らしさとは真逆を行くセンスが素敵です。デビューから2曲目にして、すでにグループとしてのカラーが確立されているように思います。

"ムーンバートン"が世界的にブームになっているジャンルだけに、楽曲のテイストとしては洋楽のダンスボップのような雰囲気がありますよね。ただ、音の選び方だったり響きだったりに、どことなくアジアンというかアラビアンというか、東洋的なテイストも感じられます。サビの"Woo woo woo~"の部分は、フックの効いたメロディーがとってもK-POPらしいですよね。単純に海外で人気のジャンルを真似するだけでなく、そこに自分達ならではのテイストを散りばめ、その上でしっかりとK-POPらしさが感じられるところまで落とし込んでいるのが流石です。

韓国語で"恨み"と"一人"という二つの意味つ"HANN"をタイトルとする今作は、そのタイトル通り、歌詞には彼の裏切りに対する恨みや怒り、そして一人残された心情が綴られています。この愛憎入り混じった感情の変化が、歌詞だけでなくサウンドでも上手く表現されていますよね。仮に歌詞の意味が分からなかったとしても、どこか哀愁漂う雰囲気と、激しい嫌悪感のようなものが音からも伝わってきます。イントロの口笛を始め、様々な音を効果的に使って、この曲の独特のシックな世界観が作り上げられているように思います。

女性らしい曲線美が目を引くダンス

ソヨンが崖の上に佇むような、印象的なフォーメーションから始まる今作。緩急をつけたキレのあるダンスがカッコいいですよね。ダイナミックでありながらもしなやかな動きと、曲線美が強調される絵画のようなポーズが特徴的です。

サビのベリーダンスのように腰を使ったセクシーな動きを始め、手首を返したりひねったり合わせたりする動きなど、ダンスにも東洋的なテイストが感じられますよね。Cメロの手を上にあげて身体のラインを見せるようなポーズや、2番Aメロのメンバーが二人ずつ縦に並んで千手観音のように手を動かすポーズなども、エジプトの壁画にありそうなアラビアンな雰囲気です。

また、間奏部分にシェファのソロダンスが組み込まれているのも印象的ですよね。スラッとした手足がとても綺麗で、歌唱パートの少ない彼女の見せ場となっています。ただ、全体的にはやはりスジンのダンススキルがズバ抜けているように思います。動きの滑らかさが1人だけ全然違い、キレもあり、一つひとつの動きに無駄がなく軽やかです。

偶数人数のグループはフォーメーションをシンメトリーにするために、一人が歌っているメンバーの後ろに入り隠れてしまうような場面が多くあるのですが、動画を見ても分かる通りスジンは他のメンバーに隠れて見えなくなることが一度もありません。同じくソヨンも一度も隠れることがないのですが、彼女も表現力と存在感がズバ抜けているので納得ですよね。魅せるパフォーマンスにおいては、スジンとソヨンの二人が頭一つ抜けているように思います。

おまけ

デビューから大型新人の名に恥じぬ実力を見せつけた(G)I-DLE。楽曲のテイストから海外受けもよく、デビュー曲の「LATATA」はビルボードワールドアルバムチャートで7位を獲得し、iTunes K-POPチャートでも世界11地域で1位を獲得しました。それらの実績もあってか、今回ご紹介した「HANN(Alone)」もYouTubeに海外のMVリアクション動画がたくさんUPされており、その注目度の高さがうかがえます。グローバルホットルーキーとして注目を浴びる彼女たちですが、多国籍なメンバー構成ということもあり、今後どのように世界にアピールしていくのかも気になりますよね。彼女たちの今後の活動に、ぜひ注目してみてください!

『KNOCK KNOCK』#TWICE #트와이스

ポップでキュートな魅力が詰まった『KNOCK KNOCK』

今回ご紹介するのは、TWICEの「KNOCK KNOCK」です。「TWICEcoaster : LANE 1」のリパッケージアルバムである、2017年2月発売の「TWICEcoaster: LANE 2」に収録されています。

テンポよく軽快なメロディーに、ドアを叩くような"ノックダンス"がとっても可愛らしいですよね。「TT」との関連を匂わせるMV演出も話題になりました。そんなポップでキュートな魅力が詰まった「KNOCK KNOCK」の注目ポイントはこちら!

クセのないポップなサウンド

ストレートな4つ打ちサウンドが心地よい今作。実は日本人作曲家のMayu Wakisakaと、JYPの社内作曲家であるイ・ウミンの共作で、日本デビューを間近に控えたTWICE向けにカスタマイズされたとも言われています。K-POPらしいエレクトロサウンドに加えて、ギターやドラムなどのバンドサウンドも存在感があり、どことなくJ-POPのような雰囲気も感じられますよね。イントロに特徴があるものの、曲構成もシンプルで難解さがないので、韓国ではあまり特徴のないインパクトに欠けるという楽曲だという声もあったようですが、K-POPをあまり聴き慣れていない日本人にとっては耳馴染みがよく、親しみを感じられる曲になっていると思います。そのせいか、普段どうしても"なんか違和感…"と思ってしまう日本語ver.でも、比較的自然に言葉が曲に馴染んでいますよね。

蓋をあけてみれば韓国でも半月に渡って1位を獲得する大ヒットとなり、日本デビューに向けて更に弾みをつける結果となりました。K-POPらしい語感の良さに、日本受けする大衆性が上手くブレンドされているように思います。

真似したくなるキュートな振り付け

今作では、ドアをコンコンと叩くような"ノックダンス"がとっても印象的ですよね。"knock knock knock knock knock on my door"の部分はもちろん、"私の心のドアを叩いて"という歌詞にちなんで、曲中に様々なバリエーションのノックダンスが散りばめられています。

メロディー部分では、何人かで組になってフォーメーションを組んでいるのも印象的ですよね。2人が手で枠を作ってそこをノックする仕草や、左右に立っている2人の背中を交互にノックする仕草など、思わず友達と真似したくなるような振り付けになっています。サビで、はサナの"knock knock"という声から始まる全員揃ってのノックダンスが、可愛いのはもちろん歌詞とリンクした動きになっているのもポイントです。

今作のダンスは、ノックダンスの他にも手をクルクル回す振りなど、全体的に手を使った動きが印象的ですよね。フォーメーションを組むのにも、手を繋いで形を作るような場面がとっても多いです。見た目にも可愛らしいですし、複雑な動きではいので、真似もしやすいですよね。振り付けにおいてもK-POPらしい印象に残る動きと、日本受けする真似のしやすい動きが、上手くブレンドされているように思います。

 おまけ 

デビュー以来大躍進を続けるTWICE。今月の始めには「KNOCK KNOCK」のYouTube再生回数が2億回を突破したのに加え、「Dance The Night Away」が音楽番組"人気歌謡"で8曲連続となるトリプルクラウンを達成したことでも話題になりました。TWICEはデビュー曲から8曲連続でYouTube再生回数1億回突破の記録を持っており、その内6曲は2億回超え、「TT」に至っては3億回超えという驚異的な記録を叩き出しています。この記録からも、TWICEの人気の高さが容易に想像できますよね。

その勢いは日本でも衰えず、9月には日本で初となるフルアルバム「BDZ」のリリースも決まっています。タイトル曲である「BDZ」は、すでにMVが公開されました。

ビジュアルが公開されたときには、日本活動のなかで今までにないカッコよさを全面に出したガールクラッシュな雰囲気に、今度こそ可愛い路線から脱却か?と期待したのですが…。今回もビジュアルこそ強めなものの、曲自体はとっても可愛らしい雰囲気に仕上がっていました。日本向けの楽曲には絶対に可愛い要素を入れないといけない制約でもあるのかな?と思ってしまいますが、日本と韓国で違った魅力があると思えば、それはそれで面白いかもしれません。日韓の両方で目まぐるしく活躍する彼女たちに、今後も注目です!

『Peek-A-Boo(피카부)』#Red Velvet #레드벨벳

独特の世界観を打ち出した『Peek-A-Boo』

今回ご紹介するのは、Red Velvetの「Peek-A-Boo(피카부)」です。2018年1月発売のアルバム「Perfect Velvet」、リパッケージの「The Perfect Red Velvet」に収録されています。

これまでのキュートではつらつとしたイメージとは打って変わって、エキゾチックでミステリアスな雰囲気が特徴的な今作。歌詞やMVの意味を読み解いていくと、実はとっても怖いということでも話題になりました。そんな独特の世界観を打ち出した「Peek-A-Boo」の注目ポイントはこちら!

アイドルらしからぬ攻めた曲構成

日本語で"いないいないばぁ"を意味するPeek-A-Booをタイトルとする今作。可愛らしい曲名とは裏腹に、サウンド的にも歌詞的にも"不気味"という言葉がしっくりくるような独特の世界観を持つ楽曲です。メロディーからサビまであまり抑揚のない曲構成もまた、その不気味さを増幅させていますよね。一定のリズムで淡々と曲が進んでいくため、どこがサビなのかも曖昧で、正直なところ盛り上がりには欠ける曲構成ではあります。しかしアイドルの楽曲としてのキャッチーさは皆無ながらも、耳に残る中毒性のあるサウンドでインパクトは抜群です。

子供をあやすおもちゃのようにコロコロと可愛らしい音色と、緊迫感のある電子音の組み合わせがどこか不穏な雰囲気を醸し出し、サウンド面でも意味深な歌詞の世界観を上手く表現しています。MVのダークな演出も相まって、タイトに響くバスドラの音が心臓の鼓動のようにも聴こえますよね。この不安を煽るようなサウンドこそが、この曲の中毒性を高めているようにも思います。こういうコンセプトのはっきりした楽曲は大衆向けではありませんが、Red Velvetの毒の部分が好きな人にとってはたまらない、いい意味でかなり攻めた楽曲だと思います。

スタイリッシュで洗練されたパフォーマンス

どこか無機質でミステリアスな雰囲気を醸し出す今作。歌もダンスもクールな表情で淡々とこなす様が、スタイリッシュでとってもカッコいいですよね。派手な演出や複雑な振り付けもないため、一見簡単に真似できそうに見えるのですが、実際にこれだけスマートにやってのけるにはかなりの練習が必要になる難曲です。曲構成自体にあまり波が無いだけに、歌もダンスも少しでも乱れると荒が目立ちやすく、全てにおいて隙を見せない高いスキルが要求されます。

日韓同時放送の公開オーディション番組"PRODUCE48"のグループバトルでもこの「Peek-A-Boo」のパフォーマンス対決がありましたよね。それぞれのパフォーマンスは純粋にカッコいいと思うところもあれば、やはりちょっとリズムに置いてかれている部分、キレがなくメリハリが足りない部分、細振りが揃っておらずバラバラに見える部分など、本家のスタイリッシュさには敵いません。

感情や勢いに任せたダイナミックな動きや、愛嬌などでは誤魔化しが効かない、緻密に計算されたカッコよさが光る楽曲なだけに、かなりハイレベルなパフォーマンスが求められます。

このパフォーマンスの中で特に鍵になるのが、リズム感です。どちらかというと突っ込み気味のかなりタイトなノリの曲なので、歌もダンスもそこに遅れずにピタッとはめていけるだけのリズムキープが出来ないと、単純に間延びした印象になりカッコ悪いです。少しでもテンポが遅れてしまうと、曲はどんどん前に進んでいってしまうので立て直しを図るタイミングもなく、どんどん曲に置き去りにされていってしまいます。

また、ダンスに関しては今作はシンクロする振りが非常に多いため、各々がしっかりと拍に合わせて踊れていないとズレているのが悪目立ちしてしまいます。音数に対しての振りも細かいので、タイトに縮こまらずに丁寧に、でもキレはよく流れるように、というのがかなり難しいんですよね。もっと言うならば、他のメンバーと腕の角度や身体の傾け方など本当に細かい部分まで揃っていないと、あの洗練された雰囲気はなかなか出せません。実際にそれを難なくサラッとこなしているように見せられるのが、Red Velvetのレベルの高さを物語っていますよね。

おまけ

いよいよ明日、アルバム「Summer Magic」を引っ提げてカムバック予定のRed Velvetですが、タイトル曲「Power Up」のティーザーを見る限り、新曲は昨年の夏に大ヒットした「Red Flavor」を思わせる、フルーツモチーフの可愛らしくはつらつとしたサマーソングといった雰囲気です。

日本デビューを間に挟み少し可愛い路線に戻ったものの、カムバックではまた「Peek-A-Boo」や「Bad Boy」のような大人なイメージにシフトチェンジするのかと思いきや、可愛らしさ全開のコンセプトに逆戻りしたのはすごく意外でした。個人的には、スタイリッシュで大人路線のRed Velvetがすごく素敵だな~、ハマっているな~と思っていただけに、少し残念な気持ちもあります。が、可愛らしいRed Velvetももちろん大好きなので、カムバックはすごく楽しみです。皆さんもRed Velvetのカムバック、ぜひ注目してみてください!