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独断と偏見によるK-POP楽曲紹介♥

『Peek-A-Boo(피카부)』#Red Velvet #레드벨벳

独特の世界観を打ち出した『Peek-A-Boo』

今回ご紹介するのは、Red Velvetの「Peek-A-Boo(피카부)」です。2018年1月発売のアルバム「Perfect Velvet」、リパッケージの「The Perfect Red Velvet」に収録されています。

これまでのキュートではつらつとしたイメージとは打って変わって、エキゾチックでミステリアスな雰囲気が特徴的な今作。歌詞やMVの意味を読み解いていくと、実はとっても怖いということでも話題になりました。そんな独特の世界観を打ち出した「Peek-A-Boo」の注目ポイントはこちら!

アイドルらしからぬ攻めた曲構成

日本語で"いないいないばぁ"を意味するPeek-A-Booをタイトルとする今作。可愛らしい曲名とは裏腹に、サウンド的にも歌詞的にも"不気味"という言葉がしっくりくるような独特の世界観を持つ楽曲です。メロディーからサビまであまり抑揚のない曲構成もまた、その不気味さを増幅させていますよね。一定のリズムで淡々と曲が進んでいくため、どこがサビなのかも曖昧で、正直なところ盛り上がりには欠ける曲構成ではあります。しかしアイドルの楽曲としてのキャッチーさは皆無ながらも、耳に残る中毒性のあるサウンドでインパクトは抜群です。

子供をあやすおもちゃのようにコロコロと可愛らしい音色と、緊迫感のある電子音の組み合わせがどこか不穏な雰囲気を醸し出し、サウンド面でも意味深な歌詞の世界観を上手く表現しています。MVのダークな演出も相まって、タイトに響くバスドラの音が心臓の鼓動のようにも聴こえますよね。この不安を煽るようなサウンドこそが、この曲の中毒性を高めているようにも思います。こういうコンセプトのはっきりした楽曲は大衆向けではありませんが、Red Velvetの毒の部分が好きな人にとってはたまらない、いい意味でかなり攻めた楽曲だと思います。

スタイリッシュで洗練されたパフォーマンス

どこか無機質でミステリアスな雰囲気を醸し出す今作。歌もダンスもクールな表情で淡々とこなす様が、スタイリッシュでとってもカッコいいですよね。派手な演出や複雑な振り付けもないため、一見簡単に真似できそうに見えるのですが、実際にこれだけスマートにやってのけるにはかなりの練習が必要になる難曲です。曲構成自体にあまり波が無いだけに、歌もダンスも少しでも乱れると荒が目立ちやすく、全てにおいて隙を見せない高いスキルが要求されます。

日韓同時放送の公開オーディション番組"PRODUCE48"のグループバトルでもこの「Peek-A-Boo」のパフォーマンス対決がありましたよね。それぞれのパフォーマンスは純粋にカッコいいと思うところもあれば、やはりちょっとリズムに置いてかれている部分、キレがなくメリハリが足りない部分、細振りが揃っておらずバラバラに見える部分など、本家のスタイリッシュさには敵いません。

感情や勢いに任せたダイナミックな動きや、愛嬌などでは誤魔化しが効かない、緻密に計算されたカッコよさが光る楽曲なだけに、かなりハイレベルなパフォーマンスが求められます。

このパフォーマンスの中で特に鍵になるのが、リズム感です。どちらかというと突っ込み気味のかなりタイトなノリの曲なので、歌もダンスもそこに遅れずにピタッとはめていけるだけのリズムキープが出来ないと、単純に間延びした印象になりカッコ悪いです。少しでもテンポが遅れてしまうと、曲はどんどん前に進んでいってしまうので立て直しを図るタイミングもなく、どんどん曲に置き去りにされていってしまいます。

また、ダンスに関しては今作はシンクロする振りが非常に多いため、各々がしっかりと拍に合わせて踊れていないとズレているのが悪目立ちしてしまいます。音数に対しての振りも細かいので、タイトに縮こまらずに丁寧に、でもキレはよく流れるように、というのがかなり難しいんですよね。もっと言うならば、他のメンバーと腕の角度や身体の傾け方など本当に細かい部分まで揃っていないと、あの洗練された雰囲気はなかなか出せません。実際にそれを難なくサラッとこなしているように見せられるのが、Red Velvetのレベルの高さを物語っていますよね。

おまけ

いよいよ明日、アルバム「Summer Magic」を引っ提げてカムバック予定のRed Velvetですが、タイトル曲「Power Up」のティーザーを見る限り、新曲は昨年の夏に大ヒットした「Red Flavor」を思わせる、フルーツモチーフの可愛らしくはつらつとしたサマーソングといった雰囲気です。

日本デビューを間に挟み少し可愛い路線に戻ったものの、カムバックではまた「Peek-A-Boo」や「Bad Boy」のような大人なイメージにシフトチェンジするのかと思いきや、可愛らしさ全開のコンセプトに逆戻りしたのはすごく意外でした。個人的には、スタイリッシュで大人路線のRed Velvetがすごく素敵だな~、ハマっているな~と思っていただけに、少し残念な気持ちもあります。が、可愛らしいRed Velvetももちろん大好きなので、カムバックはすごく楽しみです。皆さんもRed Velvetのカムバック、ぜひ注目してみてください!

『Secret Garden』#OH MY GIRL #오마이걸

優美で神秘的な魅力を纏った『Secret Garden』

今回ご紹介するのは、OH MY GIRLの「Secret Garden(비밀정원)」です。2018年1月発売のミニアルバム「Secret Garden」に収録されています。

美しいメロディーに、上品でしなやかなダンスがとっても素敵ですよね。壮大で広がりのあるサウンドに、透明感のあるまっすぐな歌声がよく映えています。そんな優美で神秘的な魅力を纏った「Secret Garden」の注目ポイントはこちら!

繊細で美しくも躍動感のあるサウンド

メロディーラインの美しさが際立つ今作。そこに神秘的な雰囲気を加えているのが、高音域で壮麗に響くストリングスと、土台をしっかりと支えるエレクトリックな重低音の対比です。ゆったりとしたテンポの楽曲ですが、基本はドラムもベースもしっかりと主張するロック調の曲なんですよね。だからこそより高音が綺麗に映えますし、平坦になりがちなミドルテンポの曲に躍動感が生まれているように思います。

Aメロ部分ではエフェクトの掛かったベースの音がズンズンと曲を前に推し進めていき、ベース・ドラムが弱くなるBメロでは、メロディーに被せるように優しく響く温かみのあるシンセサウンドが、曲に彩りを与えています。サビではストリングスの音が一気に広がることで、ファンタジックな世界観に一気に引き込まれていきますよね。サウンドに後押しされて物語が展開していくような曲構成で、まるで童話のような、彼女たちのイノセントな雰囲気にぴったりの楽曲となっています。

優雅でメリハリのあるダンス

ダンサー並みにバキバキに踊るスタイルや、可愛らしく真似しやすい動きをフォーカスするスタイル、フォーメーションで魅せるスタイルなど、グループによってダンスのスタイルは様々ありますが、OH MY GIRLは各々がしっかりと踊りながら、要所要所に特徴的なフォーメーションを組み込むスタイルが基本となっているように思います。腰をくねらせたり髪を振り乱したりしながらガッツリ踊るイメージは無いですが、しゃがんだりジャンプしたりステップを踏んだり、細かなフォーメーションの移動など、とにかく動きが多い印象です。手で何かを表現するような振りなど、手にも動きが多いですよね。

今作もゆったりしたメロディーの楽曲でありながら、ダンスは上品さを湛えつつキビキビとよく動いています。特にしなやかな手の動きが目を惹きますよね。曲冒頭の円になって踊るシーンや、1番のAメロ後半、ヒョジョンがメンバーの後ろをツツツーと横移動するシーン、Cメロ後のサビでメンバーが一人ずつポーズを取っていくシーンなど、随所にクラシックバレエのような動きが取り入れられているのも特徴的です。このバレエらしい優雅な動きが、楽曲の神秘的なイメージ作りにも一役買っているように思います。

また、ロックベースのリズムがはっきりした楽曲なので、それを活かしたダンスのキレも健在。とりわけ間奏からCメロにかけては、拍にカチッとハメてくるようなメリハリある動きがカッコいいですよね。

フォーメーション的には、1番と2番の間奏部分の、アリンを取り囲むようにして放射線状に手をヒラヒラするフォーメーションや、2番のBメロ、ユアを先頭にだるまさんが転んだをしているようなフォーメーションなど、印象に残るフォーメーションも上手く配置されています。

それぞれの個性が光る多彩なボーカル

個々のボーカルスキルが遺憾なく発揮されている今作。メインボーカルであるヒョジョン・スンヒはもちろん、その他のメンバーもしっかりと歌えるメンバーが揃っていますよね。みんなインパクトやパンチの効いた特徴的な歌声ではなく、すっきりとした綺麗な歌声をしていますが、その中でもやはり歌い方に個性が出ているように思います。

アリンの空気を含んだ柔らかな歌声から始まり、ジホの凛としたまっすぐな歌声、ビニのパキッと輪郭のはっきりした歌声など、冒頭からそれぞれ個性が光っています。ユアの多幸感のある甘い歌声に、ミミの柔らかで丁寧な歌声もとっても心地いいですよね。ユアは歌っているときの表情もとっても素敵で、思わずこちらも笑顔になるような雰囲気を持っています。裏声も綺麗に抜けていて、メインボーカルも張れるくらい歌も上手だと思います。メインラッパーとして活躍するミミはカッコいいイメージが強いですが、女性らしく優しい歌声が印象的です。

メインボーカルのヒョジョンは、はっきりとした歌声が聴いていて気持ちいいですよね。ビニのはっきりした歌声とはまた違った、ハリのある伸びやかな歌声。高音が綺麗に響く安定した歌声が魅力です。もう一人のメインボーカルであるスンヒは、ズバ抜けた表現力が魅力。深みのある歌声で、強弱のつけ方がとっても上手です。音程をしっかり取って譜面通りに歌えるかどうかの次元ではなく、このフレーズをどう表現するか、感情を込めて歌うことにフォーカス出来ている印象です。この曲のサビもそうですが、1番2番のサビと、Cメロ後のグッと音数が少なくなる部分のサビとでは歌い方が全然違いますよね。その後のロングトーンでは、一転して力強い歌声を響かせており、フレーズによって歌声を自在に操っています。

OH MY GIRLのいいところは、これだけ歌がうまいメンバーがいながらも、そこに頼りっきりにならないところです。今作でも、スンヒはサビを中心に曲の大事な部分を任されていますが、逆にサビ以外のところは全く歌っていません。グループによってはパート割に圧倒的な差が出ることも珍しくないですが、OH MY GIRLでは多少の差はあっても、それぞれがしっかり目立てるように構成されていますよね。メインボーカル以外のメンバーもしっかり歌えるからこそ任せられるのだとは思いますが、このバランスが保たれているからこそ、メンバーそれぞれの歌唱力の向上に繋がっている部分もあるのではないかと思います。

おまけ

デビューしてからなかなか1位を獲得出来ずにいたOH MY GIRLですが、この「Secret Garden」で念願の1位を獲得することが出来ました。拒食症の治療で活動を休止してたジニが脱退してしまうなど、試練の年を乗り越え手にした初の1位に、メンバーの嬉しさもひとしおだったのでは無いでしょうか。当初はジニも一緒に歌うはずだった楽曲が7人体制での再スタートの楽曲になってしまったことは、きっと残念だったことと思います。ですが、脱退後もより活躍するOH MY GIRLの姿を見れて、ジニも安心できたのではないでしょうか。ジニがいなくなった穴を埋めるのは大変だと思いますが、これからも元気に活動していってほしいと願うばかりです。7名体制で頑張る彼女たちの今後にも、ぜひ注目してみてください!

『Catch me』#宇宙少女 #WJSN #우주소녀 #Cosmic Girls

ガールクラッシュな魅力を放つ『Catch Me』

今回ご紹介するのは、宇宙少女の「Catch Me」です。2016年2月発売のミニアルバム「WOULD YOU LIKE?」に収録されています。

ひきずるような重めのビートに、特徴的なエレクトロサウンドがとってもカッコいいですよね。歌よりもダンスを主体とした、宇宙少女の中でも珍しいタイプの楽曲です。曲の後半に繰り出される側宙も話題になりました。そんなガールクラッシュな魅力を放つ「Catch Me」の注目ポイントはこちら! 

トラップを取り入れた先進的なサウンド

細かく刻むハイハットに高速スネア、重低音が強調されたサウンドアレンジなど、トラップの要素を楽曲に落とし込んだ今作。歌やメロディーのキャッチーさよりも、サウンドとしてのカッコよさを追求した楽曲になっています。万人受けするサウンドでは無いものの、独特のリズムやループする電子音など、耳に残る中毒性がありますよね。

また、トラップはヒップホップの派生ジャンルなので、ラップとの相性も抜群。Aメロの後半では、1番・2番共にEXYがキレのいいラップをキメています。煽るような電子サウンドと相まって、楽曲の中でも圧倒的なカッコよさを醸し出していますよね。それに続くBメロには少しポップなサウンドを加えたりと、その辺のバランスも絶妙です。(ここがこの楽曲の中で唯一の可愛いポイントかもしれません。)曲の終盤、サイレンの音が鳴り響いた後にサンプルループが続くアウトロ部分では、アイドル然としないカッコよさを見せつけています。

フォーメーションだけじゃない力強いダンス

宇宙少女のダンスと言えば、大人数を活かしたフォーメーションで魅せるイメージが強いですが、今作のダンスではフォーメーションの工夫はもちろんのこと、各々が力強く"踊っている"イメージが印象的。手足だけの振りではなく、身体全体でダイナミックに踊っている印象です。腰でリズムを取るような動きも、他の楽曲にはないセクシーなイメージですよね。曲の構成的にもサウンド的にも、歌唱よりもダンスに重点が置かれているように思います。

また、ダイナミックなダンスの中でも一番の見所は、ソンソの側宙ですよね。

この可愛らしいビジュアルからは想像もつかない、力強くそして華麗に宙を舞う姿は圧巻です。中国人メンバーであるソンソは、中国伝統舞踊を10年習っていたこともあり、身体がとっても柔らかいことでも有名ですよね。野球の始球式のパフォーマンスを競うTV番組に出た際には、ゲーム"ストリートファイター"の人気キャラクター"春麗"に扮し、その再現度の高さで話題になったほか、180度開脚やアクロバティックな側宙を披露し見事に優勝を飾りました。

また、"アイドル陸上大会"では新体操部門にエントリーし、こちらでも群を抜いたパフォーマンスで優勝。

宇宙少女の中だけでなく、K-POP界全体の中でもずば抜けた身体能力の持ち主であることが証明されています。ソンソのこれらの活躍は、宇宙少女の知名度向上にも大きく貢献しました。楽曲中では全体的に歌唱パートが少なく、今作に至っては歌唱パートが全くないものの、その美しいビジュアルとキレキレのパフォーマンスでもって、圧倒的な存在感を示しています。長身で手足も長く、スタイルも抜群なのでついつい目がいってしまいますよね。メインダンサーとして、宇宙少女のパフォーマンスに欠かせない存在です。

おまけ

デビューミニアルバムのタイトル曲「MoMoMo」ではポップで可愛らしい魅力を、サブタイトル曲「Catch Me」ではセクシーでクールな魅力を振りまいた宇宙少女ですが、これ以降の楽曲では「Catch Me」のようなガールクラッシュに攻めた楽曲は見られませんよね。デビュー当初から順を追って聴いてきたわけではなく、遡って曲を聴いていく中で「Catch Me」に出会った身としては、"宇宙少女ってこんなにガールクラッシュな一面もあったんだ!"と、すごく意外でした。ファンタジーなイメージがとてもハマっている宇宙少女ですが、こういった雰囲気の楽曲も違和感なくこなせるんだな〜と。今では歌唱力が武器のヨンジョンが加入したり、ソラが清楚系にイメージチェンジしたりとデビュー当時とはまた印象が変わった宇宙少女ですが、今後またこういったバキバキにダンスで魅せる曲に挑戦することもあるのかな?というところも気になります。まだまだ秘めたポテンシャルがあるグループだと思いますので、これからも色々な曲にチャレンジしてみて欲しいですよね。下半期にカムバックするという情報もあるようなので、今後の活動にもぜひ注目してみてくだい!

『HAPPY』#宇宙少女 #WJSN #우주소녀 #Cosmic Girls

可愛らしさとカッコよさがブレンドされた『HAPPY』

今回ご紹介するのは、宇宙少女の「HAPPY」です。2017年6月発売のフルアルバム「HAPPY MOMENT」に収録されています。

元気いっぱいのチアガール姿がとっても可愛らしいですよね。一見難解なアップテンポのリズムパターンがカッコよくもあり、キャッチーでありながらも独特なメロディーラインが曲にユニークさを与えています。そんなカッコよさと可愛らしさがブレンドされた「HAPPY」の注目ポイントはこちら!

キャッチーかつ独特な印象に残るメロディー

笑顔弾ける可愛らしさを全面に押し出したアッパーチューンでありながらも、キャッチーに全振りしていない独特なノリが印象的な今作。「Secret」「I Wish」と続いたファンタジーな世界観とはまた違った、エネルギッシュな魅力が詰まった楽曲になっています。世界的に流行しているダンスホールレゲエの特徴的なリズムを取り入れることで、キャッチーでありながらも四つ打ちビートにはない独特のグルーヴが生み出されていますね。イメージとしてはデビュー曲の「MoMoMo」にスパイスを加えて、よりカッコよくアップグレードしたような雰囲気です。

また今作では、K-POPシーンのヒットメーカー、ブラックアイドピルスンが初めてプロデュースに参加したことでも話題になりました。TWICEのデビュー曲「like OOH-AHH」から「CHEER UP」「TT」とメガヒットを飛ばしたことで一躍有名になった作曲家チームで、これまでにも数々のヒット曲を手掛けています。キャッチーさに加えて、独特の中毒性のあるユニークな楽曲が特徴で、今作の「HAPPY」でもその手腕が見事に発揮されていますね。可愛らしさとカッコよさ、大衆性と個性のバランスが絶妙です。

ステージ全体を動き回る賑やかなダンス

今作ではチアガールのコンセプトに合わせて、ダンスもステージをあちこちに走り回る元気な振り付け。フォーメーションもコロコロと変わります。手にはポンポンを持っていたりと、とっても賑やかな雰囲気ですよね。

個人的に、宇宙少女のダンスはとにかく"フォーメーションで魅せる"というイメージが強く、綺麗なフォーメーションを作るために、メンバーの後ろや横側で、目立たないように他のメンバーが待機しているシーンが結構多いな〜と思っていました。待機があるのも大人数グループならではだと思っていたのですが、今作ではメンバー全員での大人数でのフォーメーションが多かったり、歌っているメンバー以外も各自フォーメーションを組んでいたり、また立っていたり座っていたりしてもリズムに合わせてポンポンを動かしていたりと、メンバーに動きが多く待機しているシーンがほとんどありません。(もちろん、アップテンポの曲でかつフォーメーションチェンジも多いので、待機しているヒマがないというのもあるとは思いますが…。)サビ前の少し落ち着くシーンで待機メンバーがいるものの、その他では待機はほとんど見られず、メンバーみんなで元気いっぱいのステージを見せてくれています。

おまけ

韓国人メンバーと中国人メンバーの合同グループである宇宙少女。その中国人メンバーのミギとソニが、"PRODUCE101"の中国版である"創造101"に出演し、最終的に1位と2位という素晴らしい結果で中国で"火箭少女"としてデビューすることが決まりました。

ミギ

ソニ

宇宙少女と並行して活動予定の火箭少女にも注目が集まっていたのですが、韓国側と中国側の契約関係のトラブルで、現在は違う意味で注目を浴びる事態となってしまいました。先日は予定されていたデビューショーケースが中止されるなど、今後の活動にも暗雲が立ち込めています。

中国側の主張だと、ミギとソニは火箭少女として活動する今後2年間は、宇宙少女として活動が出来ないことになってしまいます。宇宙少女では、途中加入したヨンジョンがPRODUCE101から結成されたI.O.Iと活動を並行していた実績もあり、並行活動する体制に関しては全く問題がないように思えます。中国側がなぜ並行して活動することを認めないのか真意は不明ですが、宇宙少女にとっても火箭少女にとっても良い結果を願うしかないですね。ミギとソニを含め、無事に13人で宇宙少女として下半期にカムバック出来るのか、火箭少女はちゃんと中国でデビューできるのか、今後の動向にも注目してみてください!

『LATATA』#(G)I-DLE #(여자)아이들

気だるさの中に熱を秘めた『LATATA』

今回ご紹介するのは、(G)I-DLEの「LATATA」です。2018年5月発売のミニアルバム「I Am」に収録されています。

気だるく物憂げなサウンドに、力強い歌声、鋭い視線、情熱的なダンス。何度も繰り返す"Latata latata~…"も印象的ですよね。そんな気だるさの中に熱を秘めた「LATATA」の注目ポイントはこちら!

流行を取り入れたハイブリッドなサウンド

ゴリゴリの四つ打ちビートでもなければ、華やかなエレクトロサウンドでもなく、どこか気だるく引きずるような独特なビートに、アンニュイなサウンドが特徴的な今作。"ムーンバートン(Moonbahton)"というEDMの派生ジャンルを取り入れた、これまでの王道K-POPとは一線を画す、先進的な楽曲となっています。

この"ムーンバートン"というジャンル、日本ではあまり馴染みがありませんが、2016年頃から世界的にブームとなっているジャンルで、Ed SheeranやJustin Bieberの楽曲にも応用されるなど、世界のPOPシーンで注目されているジャンルです。その影響を受け、近年K-POPシーンでもこの"ムーンバートン"を取り入れたサウンドが大流行しており、様々なグループがその特徴を取り入れた楽曲を発表しています。

今作では、比較的落ち着いたスローなリズムパターンや、どことなくダウナーなサウンドなど、"ムーンバートン"の特徴をふんだんに取り入れながらも、K-POPならではのフックソングの手法やラップパートなどもしっかりと取り入れられていますよね。サウンド面で新鮮さを与えながらも、曲構成の面では王道パターンを踏襲しており、バランスもよく違和感を感じません。K-POPシーンの新旧の良さを上手くミックスした、ハイブリッドな楽曲に仕上がっています。

メンバーの個性を印象付ける曲構成

今作は、Aメロ → Bメロ →サビとシンプルで覚えやすい曲構成に加えて、Aメロはソヨン&スジン、Bメロはミンニ&ウギ、サビはミヨン&シュファと各メンバーのパートがしっかり固定されているのが印象的ですよね。グループのリーダーであるソヨンが、メンバーそれぞれのパートを考えながら作詞・作曲・編曲にも参加したというだけあって、それぞれのパートがメンバーの声質とマッチした、それぞれの魅力を引き立てるさすがの構成になっています。楽曲がそのままメンバー紹介動画になるような、メンバーの個性を印象付けるデビュー曲としてはこの上ない曲構成ですね。

ソヨン

Aメロの入りを担当するソヨン。2番では得意のラップも披露しています。ねっとりとまとわりつくような歌声に、突き刺さるような鋭い視線がインパクト抜群ですよね。卓越した表現力で、歌の始まりから一気に曲の世界観に引き込んでいく力を持っています。

 スジン

ソヨンに続いてA メロを担当するのがスジン。吐息が混ざったような歌声が印象的です。表情の作り方や目線の運び方もとっても上手ですよね。メインダンサーということで歌割りは少な目ですが、そのダンスでセクシーな世界観を見事に表現しています。

ミンニ

Bメロの前半を担当するミンニ。どことなく気だるそうな雰囲気が、この楽曲のサウンドに一番ハマっている気がします。濃いめのメイクやファッションなども、自然に馴染んでいて違和感がありません。声質も特徴的でありながらクセはそこまで強くないので、メインボーカルとして歌声でも様々な表現ができるメンバーではないかと思います。

ウギ

Bメロの後半を担当するウギ。あどけない表情とは裏腹に、力強くパンチのある歌声が印象的ですよね。この唯一無二の歌声が、曲の中でいいアクセントになっているように思います。楽曲の雰囲気と比べると、表情などまだまだ元気いっぱいの可愛らしさが目立ちますが、若いメンバーなので、今後の成長に期待したいですね。

ミヨン

サビを担当するミヨン。確かな歌唱力で、メインボーカルとしてグループを支えています。清純派でも十分イケそうな綺麗に整った顔立ちが印象的ですが、最年長ということもあり、落ち着いた雰囲気や色っぽい表情など、楽曲の雰囲気に上手く寄せてきていますね。大人の女性らしく、上品なセクシーさでグループに華を添えています。

シュファ

楽曲のフックパートである、サビ中の"Latata latata~…"の部分を担当しているシュファ。突き抜ける真っ直ぐな歌声が、他のメンバーの個性ある歌声のなかで逆に新鮮な魅力となっています。パフォーマンスでは、まだ緊張しているのか表情も固く、大人びた他のメンバーと比べるとぎこちない雰囲気。まだまだ伸び代がありそうなので、今後どのように成長していくのか楽しみですね。

おまけ

デビュー曲でいきなりの三冠達成という偉業を成し遂げた(G)I-DLE。その目を見張る活躍の根底には、やはりグループのリーダーでもあるソヨンの力が大きなウェイトを占めているように思います。

PRODUCE101やUNPRETTY RAP STAR3に出演し、グループのデビュー前からその実力が評価されていたソヨン。今作では作詞・作曲・編曲などプロデュースの部分にも関わるなど、とても多才なメンバーです。グループデビュー前にソロデビューを経験していることもあり、パフォーマンスの面でも他のメンバーより頭ひとつ抜けている印象で、強めのビジュアルやねっとりとした歌声、セクシーなダンスに流暢なラップなど、同じ事務所の先輩である4Minutesのヒョナを思わせるカリスマ性も兼ね備えています。

今後このソヨンを中心に、グループがどのように成長していくのか、他のメンバーもまだまだ伸び代がありそうなだけに、とっても楽しみですよね。韓国のほか、中国・タイ・台湾と多国籍なメンバー構成も、今後の活動に影響してくるかも知れません。まだまだデビューしたばかりの(G)I-DLEの今後の活動に、ぜひ注目してみてください!

『A Girl Like Me(나 같은 애)』#gugudan #구구단 #gu9udan

THE ナルシスを体現する『A Girl Like Me』

今回ご紹介するのは、gugudanの「A Girl Like Me(나 같은 애)」です。2017年2月発売のミニアルバム「Act.2 Narcissus」に収録されています。

ゴリゴリのベースラインがインパクト抜群の楽曲。MVにも振り付けにも、アルバムのタイトル通りナルシスな世界観が徹底して表現されています。そんなTHE ナルシスな世界観を体現する「A Girl Like Me」の注目ポイントはこちら!

清々しいほどにナルシスを突き詰めた世界観

一目惚れした男性を自分のものにしようと、"私みたいなコ、どう?"と自分を積極的にアピールする歌詞がとっても印象的な今作。カラヴァッジョの名画「Narcissus」をコンセプトに、ギリシャ神話そのままの世界観を表現するのではなく、キーワードとなる「ナルシスト」をポジティブに転換した独特な世界観が表現されています。"갖고 싶지 안고 싶지 나 나 나(手に入れたいでしょ 抱きしめたいでしょ 私 私 私)"と自信満々に言い切る歌詞は、まさにナルシストそのものですよね。歌詞にこれだけたくさん"나(私)"が出てくる楽曲もそうそうありません。

またMVでも、期待を裏切らないTHE ナルシスな世界観が見事に表現されています。メンバーのソロカットではそれぞれがテーマに沿った役柄を演じているのですが、どれもこれも自己陶酔感の強いものばかり。中でも特に印象的なのが、ミミとミナです。自分の顔をコピー機に挟むミミ&自分の写真で埋め尽くされた部屋で歌うミナからは、狂気じみた自己愛を感じます。

ビートを意識したキレのあるダンス

今作の振り付けは、拍感を意識した静と動のメリハリあるダンスがカッコいいですよね。シャッフルのように跳ねるベースラインに、ビートを意識したキレのあるダンスが見事にマッチしています。サウンド的にも、曲全体を通して入っているクラップの音によって拍感が強調されており、それが動きにもよりメリハリを与えています。

振り付けの構成自体も、クラップの音に合わせて動きをピタッと止めるような振りが多いですよね。拍が分かりやすいので動きも合わせやすく、キメの部分も綺麗に揃っています。サビの後半、鏡を見ながらお化粧するような振り付けでは、実際にクラップに合わせて手を叩くような振りも組み込まれており、クラップの音が効果的に使われています。

歌唱力と声質を活かしたパート割り

メインボーカルのヘビン、セジョンに加えて、リードボーカルのナヨン、ソイも高い歌唱力を誇るgugudanですが、今作ではこの4人を中心に、他のメンバーにもそれぞれの見せ場がしっかりと設けられた、なかなかバランスの良いパート割りになっています。

メロディー

メロディーの部分では、ナヨンの活躍が目立ちます。特徴的な歌声が上手く活かされており、特に2番の"Babe~"の部分なんかは、低音が綺麗に響く歌声に惚々してしまいますよね。Bメロの最後では、1番はソイが、2番はセジョンが、それぞれ抜群の歌唱力でサビへの入りを盛り上げています。

また、Cメロではミナとセリがカッコいいラップを披露。セリは他のメンバーと比べると歌唱パートが少ないですが、恐らく言葉の問題もあるかと思いますし、その分ダンスでしっかりと存在感を発揮していますね。

サビ

サビに関しては担当パートを固定せず、毎回違うメンバー入れ替わり立ち替わり歌っていくスタイル。このスタイルが、バランスの良いパート割りに一役買っています。ミナやヘヨン、ミミの可愛らしい歌声と、ソイやナヨン、ハナの大人っぽい歌声の対比もバランスが取れていますね。

また、ラスサビではメインボーカルのセジョンとヘビンが、圧倒的な歌唱力を存分に発揮しています。セジョンの力強いフェイクからのヘビンのパワフルなロングトーンは、何度聴いても圧巻です。まさにラスサビに相応しい盛り上がりを演出しています。

おまけ

2019年にJellyfish初の女性グループとしてデビューしたgugudan。グループ名は、かけ算の"九九段"が由来なのですが、"9つの魅力を持った9人の少女たちが集まった劇団"という意味が込められています。つまりgugudanの"dan"は「段」であり、「団」でもあるんですね。そのため、彼女たちのアルバムには必ず「Act.」が付いており、アルバムごとにコンセプトが明確に決められています。これまでに発表した4つのアルバムでも、童話や絵画・映画などを、それぞれ独自の視点から再解釈して表現してきました。

「Act.1 The Little Marmaid」は童話の人魚姫

「Act.2 Narcissus」は名画ナルシス

「Act.3 Chococo Factory」は映画チャーリーとチョコレート工場

「Act.4 Cait Sith」は童話の長靴をはいた猫

グループとしてのコンセプトを強く打ち出すことで成功してきたグループが多い中で、最初から"様々なコンセプトを演じる"ということをコンセプトとして打ち出すのは、とっても斬新で面白いですよね。何かしらの"作品"をテーマにするという縛りはあるものの、多様なジャンルに挑戦できるというのは一つの強みになると思います。作品を忠実に再現するのではなく、それをgugudanならではの解釈で再構築するスタイルにしたのもポイントで、あまりガチガチに固めてしまうと行き詰まってしまう可能性がありますが、自由度が高いのでその点の心配もなさそうです。様々なコンセプトで楽しませてくれるgugudanの、今後の活動にもぜひ注目してみてください!  

『Red Flavor(빨간 맛)』#Red Velvet #레드벨벳

トロピカルな魅力が弾ける『Red Flavor』

今回ご紹介するのは、Red Velvetの「Red Flavor(빨간 맛)」です。2017年7月発売のミニアルバム「The Red Summer」に収録されています。また、2018年7月発売の日本デビューミニアルバム「#Cookie Jar」にも日本語版が収録予定です。

弾けるようなサビから始まる、エネルギッシュで疾走感溢れるサマーソング。フルーツが擬人化されたMVも面白いですよね。サビの細かくステップを踏むようなダンスも特徴的です。そんなトロピカルな魅力が弾ける「Red Flavor」の注目ポイントはこちら!

イメージカラーを活かした斬新なMV

今作のMVは、フルーツがふんだんに使われているのが印象的ですよね。冒頭のフルーツにインタビューしているような画はインパクト抜群です。実は、このインタビューでメンバーと向き合っているフルーツはメンバーのイメージカラーとリンクしており、それぞれの担当フルーツになっているんです。デビュー曲の「Happiness」ではメンバーが髪色をそれぞれのイメージカラーに染めていましたが、それ以降はイメージカラーを活かした演出というのはあまりありませんでしたよね。それが今作では担当フルーツとして活かされているんです。

また、MV中に何回か出てくるインタビュー画面、それぞれハングルでなんて書かれているのか気になりますよね。画面下のテロップに注目してほしいのですが、実は色んな言語の翻訳が流れており、その中に日本語訳もあるんです。 文字も小さく画面も一瞬で切り替わってしまうので一時停止しないと読めないのですが、冒頭の"小さい頃からそんなに甘くはなかったです。大きくなるにつれて中身もしっかりしてきて…"のように、それぞれのフルーツを擬人化したセンスが光るコメントの数々は必見です。

イカ担当のアイリーン

アイリーンはスイカ担当。イメージカラーはピンクですが、夏らしさを演出するのにぴったりなスイカを担当しています。インタビューでの"小さいときはこんなにしっかりしてなかったです"というコメントは、今ではグループのリーダーとしてみんなを引っ張るアイリーンにぴったりですね。

パイナップル担当のスルギ

スルギはパイナップル担当。イメージカラーはオレンジですが、こちらも夏が旬のパイナップルを担当しています。"ひとりでも平気で遊んでました。"というコメントは、マイペースなスルギらしい一言です。

オレンジ担当のウェンディ

ウェンディはオレンジ担当。イメージカラーがブルーのウェンディは、なぜかオレンジ担当。イメージカラーと関係ないかと思いきや、MVには果肉がブルーに染まったオレンジが出てきます。確かに、ブルーの果物ってあまり思い浮かばないですよね。オレンジは冬が旬のフルーツですが、果肉が真っ青になっているおかげで爽やかな夏らしさが出ています。"みかんとは仲良くなくて…小さいときにポンカンっていう子が転校してきたんですけど!"というコメントは、反日精神の現れなのでしょうか…。

キウイ担当のジョイ

ジョイはキウイ担当。イメージカラーの緑とリンクしています。夏が旬という訳ではありませんが、瑞々しくジューシーなキウイのイメージは夏にもよく似合っていますね。"小さいころはすごくイタズラ好きで。"というコメントは、イタズラっぽく笑うジョイの笑顔が目に浮かびます。

グレープ担当のイェリ

イェリはグレープ担当。イメージカラーのパープルにぴったりで、こちらも夏が旬のフルーツです。"ひょっとしてワインについて詳しいです?"というコメントは、イェリというよりはグレープのコメントですね。

繰り返し聴きたくなるパンチの効いた曲構成

イントロもアウトロもない、シンプル且つパンチの効いた曲構成。最初のサビからテンションMAXで、その後もアップテンポでサクサクと曲が展開していきます。Red Velvetの楽曲にしては珍しく途中にラップパートもあり、曲の疾走感に拍車をかけていますね。Cメロで少し息を整えた後、さらなる盛り上がりを見せながらサビに突入したかと思うと、最後は急ブレーキを踏むように一気にテンポを緩やかにして締め括られます。いきなり始まるサビもインパクト抜群ですし、急にしっとりする終り方もとても印象に残りますよね。特に終わりは、盛り上がりが最高潮に達しているところからの急降下になるので、曲自体はそんなに短くないものの、あれ?もう終わっちゃうの?というような寂しさがあって、ついつい何度もリピートしてしまいます。ワクワクと共に始まったと思ったらあっという間に終わってしまう、学生の夏休みのような曲構成ですね。

少人数ならではのコンパクトな振り付け

サビの細かくステップを踏むような振り付けをはじめ、コンパクトな振り付けが目立つ今作のダンス。振り自体が細かいのに加えて、一人ひとりが別々の動きをするシーンもあり、それでもごちゃごちゃして見えないのは各々のダンススキルが高いのはもちろんのこと、少人数グループだからこその強みだと思います。

フォーメーションに関しても、2番のAメロで歌っている各メンバーをスルギが渡り歩くようなフォーメーションや、Bメロの5人全員が腕を組んで歩くようなフォーメーション、一列に並んだメンバーが残像のように連なるフォーメーション、ラップパートのアイリーンがメンバーに寄りかかるようなフォーメーションなど、少人数だからこそ映えるフォーメーションが盛り沢山です。大人数でもこういったフォーメーションが出来ないことはないですが、やはり待機メンバーが出てしまったり、ユニットごとに別れてしまったりして、グループの一体感という部分では敵いません。少人数グループの良さも再確認できるような振り付けになっています。

おまけ

日本デビューミニアルバム「#Cookie Jar」に日本語版が収録予定の「Red Flavor」ですが、先日、ついにそのアルバムのタイトル曲となる「#Cookie Jar」のMVが公開されました。

ビジュアルイメージの雰囲気から、日本向けに可愛いに全振りするようなコンセプトだったらどうしよう…と思っていたのですが、曲調もMVもしっかりとRed Velvetらしさが感じられる世界観になっていて安心しました。直近の「Bad Boy」や「Peek-A-Boo(피카부)」で見せた大人でダークなイメージではないものの、同じく日本語版が収録予定の「Russian Roulette」の頃のような、可愛らしさの中に毒が光るイメージに仕上がっています。全体的な色使いや、MV後半のケーキに異物が入っていたりクッキーに蟻が這っている演出などは、まさに「Russian Roulette」の世界観に繋がるものを感じます。今後、これを歌って踊るRed Velvetを日本のテレビ番組で観られる日も近いのでしょうか。今後のRed Velvetの日本での活躍にも、ぜひ注目してみてください!